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南京大虐殺:遭遇した中国人被害者が証言--7日に集会 /福岡

 1937年12月の南京大虐殺事件に遭遇した被害者の証言を聞く集会が7日午後2時から、東区馬出4の福岡県教育会館である。

 証言するのは、中国・南京市に住む黄恵珍さん(86)。日中戦争で南京を陥落させた日本軍の兵士に15歳の時に強姦(ごうかん)され、そのことがもとで結婚後も夫から執ような暴力を受けてきたという。71年前に彼女が見、聞き、体験したことと、その後の苦難の人生を語る。

 主催は九州・沖縄平和教育研究所と南京大虐殺60カ年全国連絡会。連絡会は96年から毎年、事件の被害者を日本に招いて各地で証言集会を開いてきた。

 県内では、強姦に来た日本兵に抵抗したため銃剣による37カ所もの傷を負い、胎児を流産した李秀英さんが97年2月、同会館で証言している。

 当日は参加自由で資料代1000円が必要。

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2008年12月4日 地方版

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