252/生存者あり : 第1回:兄弟の熱い絆を見せた主演・伊藤英明&内野聖陽 インタビュー(2)

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252/生存者あり

劇場公開日 2008年12月6日
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252/生存者あり

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第1回:伊藤英明&内野聖陽 インタビュー

本物の兄弟のように意気投合な2人本物の兄弟のように意気投合な2人

――脚本を読んだときの感想や印象はどうでしたか?

大がかりな崩壊シーンは圧巻大がかりな崩壊シーンは圧巻[拡大画像]

伊藤:「これをどうやって映像化するんだろうっていうのが第一印象でした。『レインボーブリッジに高潮がかかる』とか『押し流されるお台場』とか、字で書くのは簡単ですけど……。雹(ひょう)の塊が降ってくるというのも、どれくらいの大きさなのか、どういう密度で落ちてくるのかとか、想像できない部分がいっぱいあって」

内野:「お台場が破壊されるといってもどの程度のものなのか、絵が見えないというのはありました。あと、静馬という男は、唯一無二の肉親である弟をものすごく心配している一方で、職務として一般人の生存者をまずは助けなくちゃいけない。でも、ある瞬間に、どうしても弟を助けたいという個人的な思いに走ってしまう。そういう人間をどう表すかというのが、僕の中では芝居の焦点だなと思いました。祐司は家族愛の話を担当してますけど、こちらは兄弟愛だったので、そこを深くしたいと。台本では描ききれていない部分は、監督にいろいろ提案して、兄弟の絆というのを僕なりに深めていったつもりです」

――もし自分が同じ目にあったらどうするかを考えたりしましたか?

まずは何よりも「生きる」ことをまずは何よりも「生きる」ことを[拡大画像]

伊藤:「まず自分が生きるということが大前提ですが、目の前に助けを求めている人がいたら、がむしゃらになってしまうと思う。あとは家族や親、兄弟には安否が確認できるようにしておきたい。どこにいるかによって生死がわかれると思うので、地下にいて映画のようなことになったら生還チャンスは少ないと思うし、生きていたとしてもいつ助けがくるかもわからない。日頃の危機管理というのはしていかないといけないなと思いましたね。明日起こりうる現実かもしれない」

内野:「状況によるんだろうけど、助ける側としたら徹底的に。なるべく多くの人を生還させられるようにしたい。いろんなもの背負っているからね、特にこの静馬というキャラクターは……って、静馬じゃなくて俺の話か(笑)。俺だったら……もちろん生きようとはすると思う。残されたものとか思い出すだろうしね。徹底的に生きようとすると思います」

――では、最後に観客にメッセージを。

兄弟や隊員たちの熱い男のドラマも注目兄弟や隊員たちの熱い男のドラマも注目[拡大画像]

伊藤:「大画面の映画館で迫力のスペクタクルを味わってほしいということと、あとは極限の中での親子の愛、兄弟や隊員同士の絆という、人と人とのつながりを感じてほしいですね」

内野:「大都市・東京での災害がもはや他人事ではないってことと、人が人を思うことで、どれだけ一生懸命立っていられるか、戦っていけるか。弱さに直面した時にこそどれだけ強くいられるかという人間たちのドラマにも注目してもらえれば。あとは彼の言う通り、ぜひ劇場の大画面と音響でスペクタクルを味わってほしい」

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ABOUT THE MOVIE

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  • 252/生存者あり
  • 大災害に見舞われた東京を舞台に人々の「生還」と「救出」を壮大なスケールで描く人間ドラマ。監督は「舞妓Haaaan!!!」の水田伸生、原作は「海猿」原案者の小森陽一。伊藤英明、内野聖陽、山田孝之ら豪華キャストが共演。都心で発生した直下型地震の数週間後、巨大台風が襲来し、雹(ひょう)や高潮などの異常気象で東京はパニックに陥る。新橋駅の地下に閉じ込められた人々を救出するべく、ハイパーレスキュー隊(東京消防庁消防救助機動部隊)が命懸けの救出に挑む。
  • 監督:
    水田伸生
    原作:
    小森陽一
    脚本:
    小森陽一、斉藤ひろし、水田伸生
    エグゼクティブ・プロデューサー:
    奥田誠二
    プロデューサー:
    佐藤貴博、下田淳行
    撮影:
    林淳一郎、さのてつろう
    音楽:
    岩代太郎
    美術:
    清水剛
    VFXスーパーバイザー:
    小田一生
    出演:
    伊藤英明、内野聖陽、山田孝之、香椎由宇、木村祐一、MINJI、山本太郎、桜井幸子、大森絢音、松田悟志、杉本哲太、西村雅彦、温水洋一、阿部サダヲ
    製作国:
    2008年日本映画
    配給:
    ワーナー・ブラザース映画
  • 12月6日より丸の内ルーブルほかにてロードショー
  • オフィシャルサイト

(C)2008「252」製作委員会

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