韓国からマカオの北口座に1300万ドル
【ソウル=久保田るり子】
米国が対北金融制裁を実施しているマカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア」にある
北朝鮮口座に2001年から昨年9月まで、
韓国から1300万ドル(約15億5000万円)が送金されていたことが分かった。
韓国紙、東亜日報(24日付)が報じた。
韓国銀行が国会の国政監査で野党議員に提出した資料で明らかになったものだが、同銀行は送金主については明らかにしていない。また、同銀は南北協力が本格化した1998年から2000年の送金額は把握できないとしている。
「親・盧武鉉」議員など100人、来月金剛山観光へ |
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ヨルリン・ウリ党の盧武鉉(ノ・ムヒョン)派議員の会である参与政治実践連帯は24日、
「所属議員と会員100人余りとともに、来月25日に金剛山を団体で訪問することにした」と発表した。北朝鮮の核実験の後、ウリ党の金槿泰(キム・グン
テ)議員が20日に開城工業団地を訪問し、これに先立ち林鍾仁(イム・ジョンイン)議員も金剛山観光をしている。 同連帯はこの日、「北朝鮮の核問題があるとしても、対北太陽政策と金剛山観光・開城工業団地事業は持続的に進められるべきだという意思を示すため、金剛山を訪問することにした」と説明した。金剛山訪問には同連帯の常任理事であるキム・ヒョンジュ議員など100人余りの会員が参加するとされている。
キム・ヒョンジュ議員は「元々は来月4−5日に金剛山に行く予定だったが、金槿泰(キム・グンテ)議長の問題(開城工業団地を訪問した際、北朝鮮側の女性
従業員と踊ったこと)と国政監査などの日程を勘案し、延期した。議員は日帰りで、家族連れで行く予定の一部会員らは1泊2日になる予定」と話した。同連帯
の関係者は「金槿泰議長の開城工業団地訪問をめぐり、韓国の保守勢力が攻勢を強化しているが、これは北の核問題解決の足しにはならない」と述べた。 これに対しウリ党の禹相虎(ウ・サンホ)スポークスマンは「議員らが個人の意思で行くのをやめさせることはできない」としたが、党指導部の非常対策委員は「党の利益にはならない」と批判した。
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