Ｊリーグ１部（Ｊ１）最終節の６日、札幌と新潟の試合会場周辺で「秋開幕、翌春閉幕」（秋春）シーズン制に反対するサポーターたちが署名活動を行った。署名は年末までに、秋春制移行に意欲を示している日本サッカー協会の犬飼基昭会長に送るという。

　新潟サポーターで「冬開催に反対するＪリーグサポーター有志の会」代表の山田剛弘さん（３４）が１１月１９日に秋春制反対のホームページを立ち上げると、それを見た人たちも各地で呼応し署名活動をするようになった。

　この日、新潟市の東北電力ビッグスワンスタジアム近くで署名を集めた山田さんは「冬に開催するのは寒冷地に不利になる。交通機関はまひするし、会場に来ることができないサポーターもいる」と断固反対の姿勢を強調した。

　署名の目標数１万人は既に超えたが、２３日まで活動を続ける。

[ 2008年12月06日 16:45 ]