あ、トイレ行きたい……。
夜中あたしは突然の尿意に目が覚めた。眠いなぁ、めんどくさいなぁ、けど行かなきゃマズいなぁ……。
やっぱり十七歳の女の子が寝小便というのはなんとも恥ずかしい。ちょっとめんどくさいけどトイレに行くことにした。
けど、あれ? 体動かないよ? 指先動かすことも出来ないよ?
ナニコレ? どうしよ。トイレいけない。漏れちゃうよぉ。
困った私の耳元に、女の人の声が聞こえた。
「わかってるわよ、トイレに行きたいけど金縛りで体が動かなくて困ってるのね」
あぁ、守護霊様。助けて下さい。
「やーよ、だって金縛りかけたの私だもん」
ちょっと何ですかそれ。満面の笑み送るのやめて下さい。ほんとヤバいんです。お願いだからこの金縛り解いて下さいぃ。
「ここで漏らせばいいんじゃない?」
えぇ〜、それあたしが一番最初に案じた事態ですよ。さっき十七歳の女の子が寝小便というのはなんとも恥ずかしいってあったじゃないですか。
「私が全部飲んであげるからさ。ね? いいでしょ?」
何変なお願いしてるんですか〜。ってあぁ、もう限界ですぅ。お願いだから許してくださいぃ。
「はぁはぁ、ここで出して。お願い早くだして」
そ、そんなっ……。息荒げないで、ってあぁ、もうだめだよぉ!
「わ、すごい、いっぱい出てる。パジャマの間から、黄色のおしっこ」
ふええぇぇん、ひどいよぉ。守護霊様のバカバカぁ〜。
「泣かないで、全部舐め取ってあげるから」
や、やっぱり明日布団干すから舐めないでいいですよぉ。汚いですよぉ。
「えへ、でも美味しいよ、おしっこ」
ふゃぁ! どこ舐めて……ふぁっ!
「服の上からでもこんなに感じてるんだぁ。直接舐めたらどうなるかな」
や、やめてっ、パンツまで下げないで下さいよぉ。
「パンツの中べとべとして気持ち悪いでしょ? 脱いどこーよ」
だ、大丈夫ですから、ほんとに、ふああぁぁ!
「ちっちゃいなぁ、もっと大きくならないと男の人のモノ入れられないよ?」
そ、そんなことどうだっていいじゃないですかぁ〜。
「私が広げてあげるしかないわね」
えっ、そんな、やだょ! いやあぁっ! だめ、広げないで!
「すごーい、やっぱり未経験なんだね」
えっ……? あっ! 舐めちゃだめぇ! 壊れちゃうよぉ!
「はぁっ、美味しいお汁、いっぱい溢れてるぅ」
あっ、あっ! ダメぇ、壊れちゃうううぅぅ!!
「ビクビクしてるぅ。もう出ちゃうのかな?」
ぜ、絶対出さないもん!
「我慢しないでいいよ? ほら、すごい音してる」
ふぁ、ふあぁ! もう、らめええぇぇ!!
「きゃっ! やっぱりすごい勢いよく出たね」
ふええぇん、もうこんな守護霊やだよぉ〜。 |