嘆願書
嘆願書(たんがんしょ)とは、お願いや頼み込むという意味があり、それを文面に記した書面のことで、こういったこれもいざとなると書き方についてわからないこともおおいですよね。正式な文書として取り扱ってもらう為にも、嘆願書の書き方についてご紹介したいと思いますので参考にして頂ければと思います。
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信号または横断歩道の設置に関する嘆願書
平成19年×月×日
大阪市長 ○○○○殿
私たちの家の前にある道路によく子供たちが通勤などで渡るのですが、信号もなく車がよく通行しますので、信号機または横断歩道を設置して頂くなど解決策をお願い致しますように嘆願いたします。
住所 大阪府東住吉区××丁目×番×号
氏名 〇〇 〇〇 印
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またよくあるのが、何か車などで事故などを起こしてしまった場合に、裁判所などに対して、「事故を起こした方の人柄や社会的貢献度などを記載して、普段はとても周囲から信頼を得ていたにもかかわらず、魔がさしてしまって事故を起こしてしまいましたが、本人も反省をしていて、周囲の友人たちもそう願っていますので、どうか刑を軽くしてください。」といったことを署名などと一緒に書面にして嘆願書として送って減刑をしてもらおうとしたりする場合に利用します。
交通事故などの場合は、被害者の嘆願書がもらえるかどうかによって、実刑になることもありますし、執行猶予が付く場合もあり、状況が一変することもありますので、必ず示談をする際にはもらっておきましょう。
嘆願書のかき方については、下記のようになります。
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嘆願書
×××に対する業務上過失傷害事件つきましては、2007年××月××日、示談が成立しましたので、同人に対しては寛大な処分をされますようお願いいたします。
2007年××月××日
住所 大阪府平野区××丁目×番×号
氏名 〇〇 〇〇 印
大阪地方検察庁
〇〇〇検事 殿
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以上が嘆願書の書き方についてでした。
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