神戸
「一番風呂、長湯」に注意 急激な温度差で死亡も
寒い時期の風呂場など、急激な温度差によって血圧が変化し意識を失う「ヒートショック」が原因の救急要請が、今年一-十一月で計二百九十一件あったことが、五日までの神戸市消防局のまとめで分かった。昨年は救急隊の到着時に百一人が死亡。神戸市内では六日から気温が下がる見通しで、同局は「お年寄りは『一番風呂』は避けて、長湯をしないように」と注意を呼び掛けている。
同局によると、十月は十五件だったが、十一月は三十七件に増加。そのうち七人が死亡した。昨年は三百二十二件あり、六十五歳以上の高齢者は約84%。一-三月、十一、十二月で約66%を占めた。命の危険性があったのは九十九人に上った。
急激な血圧の低下で意識を失い風呂でおぼれたり、心臓まひを起こしたりして死亡するケースが多いという。
急激な気温の変化を避けるため、同局は、脱衣所や浴室の温度を上げて室内や湯船との温度差を小さくする▽高齢者は家族の後に風呂に入るか、蒸気で浴室が暖まりやすいシャワーを利用▽入浴前に足元から心臓に向かって順にかけ湯をする-ことなどを呼び掛けている。(紺野大樹)
(12/6 10:06)
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