経営難に陥っている松原市の市立松原病院(桑田博文院長、162床)が来年3月末で閉院する問題で、同病院は15日から、新規患者の入院・外来診療を停止する。12日午後7時からは、同市田井城1の市文化会館で、市民対象の説明会も開く。
同病院によると、新規の診療停止は、現在入通院中の患者の治療に加え、患者の転院先確保など閉院に向けて業務が増大するための措置。説明会では中野孝則市長や桑田院長が閉院の経緯を説明し、参加者からの質問にも応じる予定にしている。問い合わせは病院事務局(072・332・1434)。【曽根田和久】
毎日新聞 2008年12月6日 地方版