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山形大にNICU設置へ 文科省、国立大病院の整備計画公表

2008年12月06日 09:52
 満床などを理由に、病院が妊婦の受け入れを相次ぎ拒否した問題を受け、文部科学省は5日、2009年度から4年間で、山形大など現在9つの国立大病院で新生児集中治療室(NICU)がない状況を解消し、全国立大病院の半数に当たる21病院では、周産期医療の関係病床数(国立大平均11.4床)を各20床に増やす整備計画を公表した。

 山形大の嘉山孝正医学部長は、09年度内にも整備する考えを示した上で「ただし、産科医、新生児専門の小児科医が不足する中、県内の高度周産期医療のネットワークを崩さないよう注意し、検討を進める」としている。

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