ビッグ3救済に1.4兆円で法案採決の公算

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米下院金融委員会の公聴会前に委員(右)と握手するGMのワゴナー会長＝5日(AP通信)

　AP通信は5日、経営危機に陥った米の自動車大手3社を救済するため、ブッシュ政権と民主党が当面150億ドル(約1兆4000億円)の公的資金を注入する方針で合意したと伝えた。

　公聴会では、2009年3月末までの運転資金として、ゼネラル・モーターズ(GM)が100億-140億ドル、クライスラーは40億ドルの支援が必要と訴えていた。フォード・モーターは当面、融資は不要としている。

　ペロシ議長が政権側の意向を受け入れ、燃費効率の良い車の開発を目的に既に法が成立している250億ドルの政府低利融資の一部活用を認めたとみられる。

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