サイトトップへ戻るニュース天気動画ブログ観光温泉グルメイベントスキー医療住まい探しくるまブライダル移住通販
RSSを受信するサイトマップ
[社会]スポーツコンサドーレファイターズレラカムイ政治経済新商品話題生活札幌圏地域国際教育農林水産環境・自然・科学文化・芸能訃報社説卓上四季Englishヘッドラインスポーツフラッシュ写真ニュース夕張 再生へ
文字サイズ: 標準
社会

一部は隣接工区廃材か 占冠トンネル不法投棄疑惑 現場で不使用の金属管も(12/05 08:13)

占冠トンネル西工事現場で2日に行った掘り返し調査で見つかった金属管

占冠トンネル西工事現場で2日に行った掘り返し調査で見つかった金属管

 【占冠】上川管内占冠村の北海道横断自動車道(道東自動車道)占冠トンネル西工事の現場から不法投棄の疑いがあるコンクリート塊が見つかった問題で、コンクリート塊とともに盛り土から出た廃材の一部が、隣接する別のトンネル工事現場から運ばれた可能性があることが四日、工事を請け負う共同企業体(JV)の説明などで明らかになった。

 同工事現場で二日行われた掘り返し調査では、高速道路の基礎となる盛り土から、長辺が約五十センチのコンクリート塊のほか、繊維状の金属を多数含む小さなコンクリート片や、長さ約一メートル、直径約九センチの金属管も見つかった。しかし、同工事を請け負う三井住友建設(東京)・佐藤工業(富山県)JVは、繊維状の金属を含むコンクリートや直径九センチの金属管は「工事で使っておらず、排出されることはない」としている。

 一方、占冠トンネルの西側では、清水建設(東京)・株木建設(茨城県)JVが同じ道東道の穂別トンネル東工事を行っており、五月から六月にかけて、繊維状の金属を含むコンクリートや金属管を廃材として排出したという。同工事では、八月上旬から九月上旬にかけてトンネルの掘削で出た土砂が環境基準を超える重金属を含んでいた。同工事現場は重金属の流出対策を施していないため盛り土することはできず、工事発注者の東日本高速道路の指示で、流出対策を施してある占冠トンネルの現場に土砂を搬入した経緯がある。このため、この土砂に廃材が含まれていたとの見方が浮上した。

 同JVは「廃材は分別して処分することになっている。適正に処分されていれば(穂別トンネルの廃材が占冠の現場で見つかることは)考えられない」としている。

 同JVは東日本高速道路の指示で、排出したものの詳細を調べている。

Sample AFC page
社会 記事一覧

北海道新聞 道新スポーツ 購読お申込みはこちら
フードオンラインショップ WAVE(ウェーブ)
北海道生キャラメル
プレーン味と、生クリームたっぷりのホワイト味を各5粒づつの合計10粒です。とろけるような食感の濃厚キャラメルです。


ホームページ内に掲載の記事、写真などの一切の無断転載を禁じます。
ニュースの一部は共同通信、AP通信などの配信を受けています。
すべての著作権は北海道新聞社ならびにニュース配信元である通信社、情報提供者に帰属します。
北海道新聞 トップページへ
Copyright(c)1996-2008 The Hokkaido Shimbun Press.