2008年 12月 5日 Ｊ２昇格のファジアーノに地元経済界が支援 △▼ サッカーのＪリーグ２部、Ｊ２に昇格するファジアーノ岡山に対し、地元経済界が支援です。岡山商工会議所は５日、ファジアーノ岡山に２０００万円を出資することを発表しました。ファジアーノへの支援は岡山商工会議所の議員総会で全会一致で決まったものです。総会後、岡崎彬会頭が会見し、今月中にファジアーノに対し、２０００万円出資することを明らかにしました。ファジアーノはこの他、１１社と個人７人に増資の依頼をしていて、資本金は総額約８０００万円になる見通しです。 坂出市観光協会がボランティアに謝罪 ▲▼ 坂出市観光協会が、公園の清掃報酬５９０万円を香川県に水増しして請求していた問題です。坂出市観光協会は５日、偽造した領収書に印鑑を無断で使用したボランティア会のメンバーに謝罪しました。この問題は坂出市観光協会が県から請け負った国立公園の清掃報酬を２００２年から６年間に渡って領収書を偽造して水増し請求し、総額約５９０万円を不正に受け取っていたものです。偽造した領収書には実際に清掃活動を行った坂出観光ボランティア会のメンバーの印鑑が無断で使用されていました。香川県と坂出市は「偽造は当時の事務局長２人が行い、約５９０万円は協会の人件費や光熱費などに充てていた」という調査結果をまとめていますが、メンバーは「人件費などは坂出市が予算を立てて運営している。調査結果はおかしい」として再調査を求めました。 同様事件頻発　少年２人をひったくりで逮捕 ▲▼ 高松市の市道で、バイクで追い抜きざまに自転車のかごからバッグを奪ったとして、１６歳の少年２人が５日、警察に逮捕されました。高松市内では同じ手口のひったくりが相次いでいて、警察は関連を追及する方針です。窃盗の疑いで逮捕されたのはいずれも高松市に住む１６歳の少年２人です。警察の調べによりますと、２人は先月４日の午後６時４５分ごろ、高松市栗林町の市道で、別の傷害事件で逮捕されている中学２年生の男子生徒とバイクに３人乗りし、３７歳の女性の自転車を追い抜きざまに前かごあった現金約３万７千円の入ったバッグを奪った疑いです。２人は容疑を認めていて「遊ぶ金欲しさにやった」と供述しているということです。高松市内では今年９月から同じ手口のひったくり事件が約４０件発生していて、警察は関連を追及する方針です。２人はパトカーを襲撃したとして、きのう逮捕された少年ら４人と遊び仲間だったということです。 ゆめタウン丸亀　報道関係者に公開 ▲▼ 今月９日に丸亀市にオープンするショッピングセンター、「ゆめタウン丸亀」が、５日、報道関係者に公開されました。ゆめタウン丸亀は、売り場面積約２万４４００平方メートルで３階建の建物に、衣料品や雑貨、食料品など、四国初出店を含む１０５の専門店が入ります。香川県で２店舗目となる紀伊国屋書店や、カジュアルウェアのユニクロなど、業界の大手企業も出店し、高い品質と豊富な品揃えをアピールしています。香川県でのゆめタウンの出店は、高松、三豊に次いで３店舗目で、まんのう町や琴平町など中讃地域の客を取り込み、年間約９００万人の来店を見込んでいます。 高松市の小学校校長がひき逃げで書類送検 ▲▼ 高松市の公立小学校の男性校長が、ひき逃げなどの疑いで５日、高松地方検察庁に書類送検されました。書類送検されたのは、高松市の公立小学校に勤める５８歳の男性校長です。警察の調べによりますと、校長は、今年１０月６日午前９時４０分ごろ、高松市上福岡町の市道で乗用車を運転中、信号待ちの乗用車に追突し、３７歳の男性に軽いケガを負わせ、そのまま逃走した疑いです。警察は、破損した車で市内を走行していた校長を発見し、事情を聞いていました。校長は出勤した後、病院に行くため保険証を取りに自宅に戻る際、事故を起こしたということです。校長は一時的に記憶障害が起こる可能性のある持病があり、警察の調べに対し、「記憶がない」と話しているということです。 国内最大級バイオディーゼル製造施設着工 ▲▼ 使用済みの食用油でバイオディーゼル燃料を製造する国内最大級の施設が岡山市に建設されることになり、５日、起工式が行われました。この施設は岡山市と環境事業を展開しているＤＯＷＡエコシステムの子会社、バイオディーゼル岡山が共同で建設するものです。起工式には関係者約３０人が出席し、工事の安全を祈りました。この施設は一般家庭や飲食店から出る使用済みの食用油を使って、年間約１２００キロリットルのバイオディーゼル燃料を製造することができ、国内では最大級の規模です。製造したバイオディーゼル燃料は岡山市のゴミ収集車などの燃料として利用する計画で、これにより、年間約２０００�dの二酸化炭素が削減できるということです。総工費は３億円で完成は来年４月の予定です。 瀬戸内市の島村新市長が初登庁 ▲▽ 先月１６日の瀬戸内市長選で初当選した島村俊一新市長が５日、市役所に初登庁しました。初登庁した島村新市長は、市役所の玄関前で職員約５０人に拍手と花束で迎えられました。そして、市長のイスに腰を下ろし、早速、今月８日に開会する１２月定例市議会の議案に目を通しました。この後、島村市長は、職員に対し、「行政に秘密はあってはなりません。情報をしっかり市民に開示して、開かれた市政にしましょう」と訓示しました。瀬戸内市は過疎化や、厳しい財政状況などの課題を抱えていて、島村市長の手腕が試されます。