日本貿易会は5日、09年度の輸出(通関ベース)が08年度比6.7%減の77兆6千億円にとどまるとの見通しを発表した。自動車や電子機械などが大きく減る。輸入は、原油や資源価格の急落で17%の減少。貿易黒字の拡大で、経常収支の黒字は27兆円と過去最高になるとしている。
輸出は、08年度の見込みでも83兆1千億円で07年度比2兆円(2.3%)減る。自動車だけで約1兆円減少する。自動車輸出は、09年度にはさらに1兆3千億円程度減る見通し。08年度は増加を見込んでいる鉄鋼なども09年度には減少に転じると見ている。
輸入は、08年度では原油や資源高を受け過去最高の76兆9千億円を記録する見込み。だが、09年度には一転して13兆円(17%)の減少を予想。うち9兆円は、原油、ガス、石炭など燃料だ。このため貿易黒字(国際収支ベース)は、08年度の7兆9千億円から14兆7千億円に拡大する。