岡山放送局

2008年12月5日 18時36分更新

障害者と小学生がもちつき


知的障害者の人たちが職業訓練をしている新見市の民間の福祉施設で、5日、小学生を招いてもちつきが行われました。

新見市正田の福祉ワークセンター阿新では、普段から正田小学校と交流していて、5日は6年生の児童16人を招いてもちつきが行われました。

はじめに佐熊正史理事長が「みなさんが楽しみにしていたもちつきです。張り切って餅をつきましょう」と挨拶しました。

5日はおよそ35キロのもち米が用意され、玄関前に並べられた2つのうすに蒸したもち米が入るとまず、先生たちがお手本を見せました。

続いて小学生や障害者の人たちが交代で、きねをふるい、粘り気のあるもちにつきあげていきました。

このあとボランティアや保護者の指導を受けながら、つきたてのもちをちぎっては粉をつけて丸め、食べやすい大きさの丸いもちに仕上げていきました。

参加した小学生たちは「久しぶりにもちつきをして楽しかった」などと話していました。