今後の定額給付金をめぐる動向に迅速に対応するため、東京都練馬区は区民生活事業本部内に定額給付金対策準備室を設置した。
同区の人口は、約33万世帯で約70万人。全国の区市町村で20番目に多く、定額給付金の総額は約100億円になると見込まれている。
定額給付金は区市町村が実務を担うとされ、同区では膨大な事務が予想される。給付事務を遅滞なく円滑に行うため、事前に情報収集、課題整理、庁内調整などを進めておく組織として設置。室長ら6人がそれぞれ現在の職務と兼務しながら準備にあたる。
1日には第1回対策会議が行われ、郵便局や金融機関などとの協議の必要性についても話し合われた。