児童を前に妙技を披露する日韓ダンスチームのメンバー=香川県高松市太田下町、太田南小
中四国地方を公演ツアー中の日韓のヒップホップダンスチームが15日、香川県高松市太田下町の太田南小学校(松本育男校長、全校児童1074人)を訪れ、世界トップクラスの妙技を披露した。児童は、手拍子を打ったり、体を左右に揺すったりしながら、ヒップホップの世界を楽しんだ。
訪れたのは、昨年の世界大会で優勝した韓国のダンスチーム「ビー・ボーイ・マキシマム・クルー」を含む日韓のトップダンサー計15人。
公演は、全国各地で音楽コンクールなどを手掛ける民主音楽協会(東京都)が1973年から行う学校コンサート事業の一環。この日は、全校児童と保護者ら計約1300人が集まった。
ヒップホップの動きは、大きく分けて「ポッピン」「ロッキン」「ブレーキン」の3種類あり、児童はロッキンの基礎的な動きを教わった。さらに、得意な技を見せ合う「バトル」では、メンバーが世界最高峰の技を連発。頭で回ったり、片手で倒立したりするブレークダンス独特の動きに児童らはびっくりしていた。