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【大相撲八百長訴訟(6)】「理解できない」「デタラメだ」…板井氏の八百長証言に北の湖前理事長 (1/4ページ)
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《休廷を挟み再開した法廷。いよいよ北の湖・日本相撲協会前理事長が姿をみせた。証言台の通常サイズのいすが長いすに交換された。武田氏に入れ替わって入廷した北の湖前理事長は黒いスーツに身を包み、堂々とした様子で証言台へ向かって裁判長に一礼した》
《まず相撲協会側の代理人は北の湖前理事長の略歴書を示しながら、初土俵や横綱昇進、引退の時期を説明。そのほか、約10年間、横綱の地位に就いていたことや、24回の優勝歴があることなど相撲界の重鎮であることを確認。そして八百長訴訟の発端である記事の真偽についての質問に入った》
相撲協会側の代理人「昭和50年春場所の千秋楽で北の湖が八百長をしたと『週刊現代』の記事に書いてありますが、内容は間違いですか?」
北の湖前理事長「はい、まったくのウソです」
相撲協会側の代理人「(故二子山親方の元妻)藤田憲子さんの話では(八百長の報酬金として)400万円を用意したということですが、藤田さんから受け取りましたか?」
北の湖前理事長「私はもらったことはない」
相撲協会側の代理人「(八百長の記事の件で)刑事告訴もしていますが、記事は事実と知っていながら告訴したら、あなたが罰せられるのは知っていますか?」
北の湖前理事長「知っています」
相撲協会側の代理人「400万円もらったことはないですね?」
北の湖前理事長「はい、ありません」
相撲協会側の代理人「(八百長が指摘されている)優勝決定戦の取り口は覚えていますか?」
北の湖前理事長「はい」