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【大相撲八百長訴訟(1)】新たな“爆弾証言”で緊迫の法廷 「問題の一番」ビデオ放映も (4/5ページ)
このニュースのトピックス:大相撲
講談社側の代理人「普通、いくらぐらいなのですか」
板井氏「大関が星を買うのは、70〜80(万円)。50の時もありました」
講談社側の代理人「北の湖と現役時代、1回対戦していますね。これはガチンコ(真剣勝負)ですか」
板井氏「いいえ、八百長です」
《大物力士の実名に、法廷に緊張感が走った。証言通りならば、相撲協会の前理事長も八百長に関わっていたということになる》
講談社側の代理人「昭和59年の7月場所。八百長をするのは、いつ決まったのですか」
板井氏「前日です」
講談社側の代理人「どちらが持ちかけましたか」
板井氏「私の方からです」
講談社側の代理人「どのようにしてですか」
板井氏「栃剣(とちつるぎ)(春日野部屋所属の元力士)を通じてです。北の湖さんの八百長には当時、協会の人はみんな知っていましたが、○○さん(法廷では実名)という人が関わっていました。その人から栃剣を通じてです」
講談社側の代理人「なぜ持ちかけたのですか」
板井氏「私は現役時代、あまり相撲に興味がなくて、まあ、負けてもいいかなと思っていたためです」
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