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【大相撲八百長訴訟(3)】「横綱昇進に1000万」ライターも具体的証言 (2/4ページ)

2008.10.3 14:54
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週刊現代の大相撲八百長疑惑記事をめぐる裁判で、傍聴券を求め東京地裁に入る人たち=3日午前、東京・霞が関週刊現代の大相撲八百長疑惑記事をめぐる裁判で、傍聴券を求め東京地裁に入る人たち=3日午前、東京・霞が関

 講談社側の代理人「朝稽古の取材というのは、何時ぐらいからしていたのですか」

 武田氏「午前5時とか6時を連日です。終わった後、親方に話を聞いたり、あと、本人達は口が堅いんですが、本人達の言葉を何とか引き出そうと」

 講談社側の代理人「巡業にもついて行ったのですね」

 武田氏「ほとんど全部行きました。当時は若貴ブームで、どこにおっても大騒ぎでしたから。本当に、藤島部屋に日参していたという感じでしたね」

 《講談社側の代理人は、武田氏の取材経験を紹介することで、記事に信憑性があることを印象づけたいようだ》

 講談社側の代理人「5年以上はそういう感じだったのですか」

 武田氏「もちろん。それぐらいやっていないと仕事になりませんから。親方さんとかにどれだけ顔を覚えてもらえるか。力士からもこそっと『かわいがりにあって、悩んでいる』といった話を聞いたりね。お相撲さんの言葉を引き出すのには、時間がかかります」

 講談社側の代理人「それは相撲界の性質もあるのですか」

 武田氏「すごく因習にとらわれています。八百長問題もそうですが、表と裏の顔がはっきりしているので、裏の部分を見るには時間も技術も必要なんです」

 講談社側の代理人「まずは信用してもらうと」

 武田氏「信用を勝ち取るのと同時に、『批判もするよ』という姿勢を見せて、受け入れてもらえないと週刊誌は書けません。スポーツ紙とは違いますから」

 講談社側の代理人「一朝一夕ではないということですね」

 武田氏「簡単ではないです。まったく」

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