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【大相撲八百長訴訟(3)】「横綱昇進に1000万」ライターも具体的証言 (1/4ページ)
このニュースのトピックス:朝青龍
《元小結、板井圭介氏に続いて証言台に立ったのは、記事を執筆したノンフィクションライターの武田頼政氏だ。板井氏と比べても見劣りしない大柄な体格の武田氏は、グレーのスーツ姿。黒縁めがねに口ひげ、あごひげという特徴的な風貌で、少し窮屈そうにいすに座ると、自身の経歴について説明を始めた》
講談社側の代理人「あなたの、ジャーナリストとしての関心分野はどういったものですか」
武田氏「元々は航空と軍事です。航空雑誌にいましたが、雑誌がつぶれちゃったので、1988年に週刊現代のライターになりました」
講談社側の代理人「本は何か出されていますか」
武田氏「2年前に(プロ野球の)ジャイアンツの本を出しました。あとは相撲です。オウム真理教の坂本弁護士一家殺害事件については、最初にスクープしたと自負しています」
講談社側の代理人「(活動分野は)相撲だけではないということですね」
武田氏「スポーツだけでは食べていけませんので」
講談社側の代理人「いつから相撲の取材をされているのですか」
武田氏「1988年9月ごろです。ちょうど、その年の3月に若貴兄弟が入門し、デスクなどに『おまえは体が大きいから相撲をやれ』と言われたためです。(若貴兄弟が所属していた)藤島部屋を中心に取材していました」
講談社側の代理人「それは、何かすぐに記事にするための取材だったのですか」
武田氏「若貴がどう成長し、出世していくのかを長期的に追うため、朝稽古や巡業先にもついて行きました」
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