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2008年12月2日 |
電シ本No.0807 |
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三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、シンガポールSingapore Telecommunications Limited(以下、SingTel)と台湾Chunghwa Telecom Company Limited(以下、Chunghwa)から、両社の共同調達による次期通信衛星「ST-2」※1を受注しましたのでお知らせします。 今回の受注により、日本のメーカーとしては初めて自社製の国産標準衛星バスで国際商用通信衛星市場に参入することになります。
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当社の商用衛星への取り組み |
当社は1969年の宇宙開発事業団※2(NASDA)発足以来、NASDAの推進する国内衛星開発プロジェクトの半数近くに主契約者として参画し、今日の日本の宇宙開発におけるリーディングメーカーとしての地位を築いてきました。また、320以上の海外衛星プロジェクトにも衛星部品の供給などで参画してきました。 「ST-2」の提案には、当社の国産標準衛星バス「DS2000」を用いました。「DS2000」は、NASDAの技術試験衛星[型「きく8号」をベースに開発したもので、「DS2000」を採用した衛星の運用実績(軌道上実績)として、国土交通省/気象庁の運輸多目的衛星新2号「ひまわり7号」と、スカパーJSAT株式会社の「スーパーバードC2号機」があります。信頼性を確保しつつコスト削減が可能で、SingTelとChunghwaから納期や契約形態を含めて総合的な評価を得て、受注に至りました。 今回の受注により、当社は「DS2000」で国際商用通信衛星市場に初めて参入することになります。
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