韓国人の遺伝子地図が初めて完成 世界で4人目 |
2008-12-04 16:50:44 Updated.
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韓国人の染色体の遺伝子の位置を示した遺伝子地図が初めて完成しました。
カチョン医科大学のキム・ソンジン教授は4日、自分自身の遺伝子情報を解読した遺伝子地図を公開しました。
これまでに個人の遺伝子地図が公開されたのはアメリカ人2人、中国人1人で、キム・ソンジン教授が4人目です。
この遺伝子地図を見ますと、キム・ソンジン教授の遺伝子はアメリカ人と0.05%、中国人とは0.04%の違いがあり、これまで学界に報告されていない遺伝子の単一塩基も150万個が発見されました。
ヒトの遺伝子地図は2003年に初めて公開されましたが、当時、解読に13年かかり、費用は2兆7000億ウォンもかかりました。
キム・ソンジン教授は今回、7カ月で遺伝子情報を解読し、かかった費用は2億5000万ウォンでした。
専門家によりますと、今後はより少ない費用で、短時間に遺伝子情報を解読できるようになり、早ければ5年以内に誰でも自分の遺伝子情報を解読できて、病気と関連した遺伝子を捜し出して予防したり、それぞれの個人に合った治療法を開発したりすることができるようになるということです。
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