天皇陛下、きょうも行事取りやめ＝引き続き検査−宮内庁

　宮内庁は5日、不整脈と診断され、検査と休養のため3、4両日の公務を取りやめていた天皇陛下について、引き続き検査を受けるため、5日の行事を取りやめると発表した。書類への署名や押印など、定例の執務は皇居・御所で行うという。
　宮内庁によると、陛下は5日午前も宮内庁病院で検査を受けたが、健康状態は安定しており、普段と変わりなく過ごされている。午後も検査を受ける予定。これまでの検査結果は出ていないという。
　陛下は5日、ボランティアで皇居内の清掃などをする「勤労奉仕団」へのあいさつや、大使らの認証式に臨む予定だった。