サムスン電子とLG電子、米企業からの特許侵害訴訟に応じる方針

2008年 11月 18日 18:02 JST
 
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 [ソウル 18日 ロイター] 韓国の半導体大手サムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)は18日、米スパンション(SPSN.O: 株価, 企業情報, レポート)から起こされたフラッシュメモリーの特許侵害訴訟に「積極的に応じる」方針を示した。

 またこれとは別に、韓国の家電大手LG電子(066570.KS: 株価, 企業情報, レポート)は、米イーストマン・コダック(EK.N: 株価, 企業情報, レポート)が、LG電子とサムスン電子をデジタルカメラ技術の特許侵害で訴えたことを受け、特許を侵害していないと主張した。

 スパンションは、特許を侵害したとするサムスン電子のフラッシュメモリー部品を内臓した電子機器の米市場への輸入差し止めを求めている。

 サムスン電子の広報担当者は「われわれは訴訟に積極的に応じる構えだ」と語ったが、詳細には言及しなかった。

 サムスン電子はイーストマン・コダックによる訴訟についてはコメントを拒否した。

 コダックは、サムスン電子とLG電子のカメラ付き携帯電話およびその他のワイヤレス機器が、特許を侵害した可能性があるとして、米国際貿易委員会に調査を要請した。

 LG電子は「コダックの特許技術を侵害していない」としている。その上で、どのような訴訟にも積極的に対応する姿勢を示した。

 
 

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