2008年12月5日 11時3分更新
岡山県は、Jリーグへの加盟が決まったファジアーノ岡山に対し、ホームスタジアムとなる桃太郎スタジアムの使用料を80パーセント割り引くなどの具体的な支援策を決めました。
ファジアーノ岡山は、今月1日、Jリーグへの加盟が承認されました。
しかし、加盟後はプロチームとなるため、県の規定でホームスタジアムの桃太郎スタジアムの使用料がこれまでの10倍になり、チームの経営上、大きな負担となることが課題となっていました。
このため岡山県は支援策を検討し、施設の使用料を80パーセント割り引くほか、電気代と物品販売をする際に施設に支払う費用を、50パーセントから60パーセント程度割り引くことを決めました。
支援策が適用されますと、休日の夜の試合の場合、一試合あたりに支払う額が70万円あまり割り引かれるため、経費を年間最大で1800万円あまり減らせるということです。
県は、ファジアーノがJリーグ入りし、ナイター試合が増えることを想定して、先月、すでにスタジアムの出入口に客の安全確保のための照明を設置しており、さらなる支援策を検討することにしています。