岡山放送局

2008年12月4日 19時24分更新

死亡の男性 ひき逃げで捜査


2日、赤磐市で道路脇の側溝で倒れ死亡していた元町議会議員の男性は、全身を強く打って亡くなったことがわかり、警察はひき逃げ事件として捜査を進めています。

2日午前8時すぎ、赤磐市徳富で、近くに住む旧熊山町の町議会議員だった矢部昌平さん(66)が県道脇の側溝で倒れ、死亡しているのが見つかりました。

遺体に目立った外傷がなかったことから、警察が岡山大学で詳しく調べた結果、矢部さんは全身を強く打って亡くなったことがわかりました。

矢部さんが倒れていた現場近くには、およそ20メートルにわたって車が急ブレーキをかけた跡が残っていました。

このため警察は、矢部さんが車にはねられて死亡した疑いが強まったとして、ひき逃げ事件として捜査しています。

これまでの調べによりますと、矢部さんは事件前日の夜、赤磐市内で開かれた会合に参加し午後9時ごろ、現場近くまで車で送迎してもらったあと、行方がわからなくなっていたということです。

警察はこの時間帯を中心に、付近で不審な車を目撃した人がいないか聞き込み捜査などを進めています。