2008年12月4日 19時24分更新
ことし10月、岡山市で地区の道路工事をめぐって、市が落札した建設会社と契約を結ばないよう市の職員を脅したとして、4日までに、地元の町内会長ら2人が職務強要の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは岡山市横井上に住む横井上町内会の会長、赤木純治容疑者(58)と岡山市菅野の元建設会社社長、川田忠志容疑者(67)の2人です。
警察の調べによりますと、2人は岡山市が横井上地区で計画している道路の拡張工事をめぐって、今年10月下旬、市の担当職員2人を相次いで町内会の事務局に呼び出し、市がこの工事を落札した建設会社と契約を結ばないよう脅したとして、職務強要の疑いがもたれています。
調べに対し赤木町内会長は、「知らない」と供述し、川田元社長も「不当逮捕だ」と話し、いずれも容疑を否認しているということです。
警察は、市の職員を脅した目的や2人の間柄などについて詳しく調べています。