2008年12月4日 19時24分更新
岡山県の12月定例議会は4日から各会派による代表質問が始まり、石井知事は、県の危機的な財政状況について「現時点の収支見通しを前提とすれば、持続可能な財政運営を達成することができる」と述べて、財政再建への自信を示しました。
代表質問初日の4日は、自民党の内山登議員が質問に立ち、財政再建に向けた県の改革プランでは、収支の改善額が396億円と当初の改革案より9億円少なくなっていることを指摘した上で、持続可能な財政構造を確立できるのか質しました。
これに対して石井知事は、「396億円という金額は目標におおむね達している」と述べ、改善額が当初の案より減ったことで問題は生じないという認識を示しました。
その上で、「現時点の収支見通しを前提とすれば、持続可能な財政運営を達成できると考えている」と述べて、財政再建への自信を示しました。