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【大相撲八百長訴訟(1)】「横綱、大関は70〜80万円で負け依頼」元小結・板井氏 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:朝青龍
《大相撲の八百長疑惑を報じた「週刊現代」の記事で名誉を傷付けられたとして、日本相撲協会と横綱朝青龍ら力士が発行元の講談社などに損害賠償などを求めた訴訟の弁論が3日、東京地裁(中村也寸志裁判長)で行われた。この日の弁論では、元小結・板井、板井圭介氏やジャーナリストの武田頼政氏が出廷。午後からは、現役横綱の朝青龍が出廷、本人尋問が行われる》
《講談社側の証人として、平成12年に日本外国特派員協会で実名を挙げて八百長を告発した元小結の板井圭介氏が出廷。八百長はあると明言し、具体的なやり方を証言した》
講談社側の代理人「(板井氏が現役時代に)八百長はありましたか」
板井氏「ありました」
講談社側の代理人「今もあると思いますか」
板井氏「思います」
講談社側の代理人「どう行われるのか」
板井氏「当時は横綱と大関が(勝ち星を)買い取り、(一番)70〜80万円で下位の力士に負けるよう頼んでいました。(前頭や幕内は)専門用語で『1勝1敗』と言いますが、借りが残ったら20万円支払いました」
講談社側の代理人「貸し借りは原則か」
板井氏「はい」
講談社側の代理人「同じ場所のうちにか」
板井氏「そうですね。1回、(勝ち)星を買うと、『戻してくれ』という人もいるます。戻せない場合は金を払います。1回勝つと1回負けないといけません」
講談社側の代理人「横綱は」
板井氏「買うのがほとんどで、『1番つくって下さい』という人もいます。金で負けるより、誰かに勝たせて欲しいという力士もいます」
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