フィンケ氏に近い関係者が明らかにした。帰国中の同氏がすでに接触し、監督就任が決まり次第、浦和側にオファーを求める意向という。
日本では無名だが、ドイツではその名を知らぬ人はいない“カリスマコーチ”だ。バイエルンなどビッグクラブを抑え、現在ブンデスリーガ首位を走る田舎町の小クラブ、ホッフェンハイム。快進撃の要因がザルシュテット・コーチといわれる。最小限の戦力で結果を残す指導者として知られ、フィンケ氏が16年間監督を務めた独2部フライブルクでも全期間、コーチとして支えてきた。
ホッフェンハイム側も簡単に放出を認めない方針だが、フィンケ氏のラブコールに応える可能性は十分。ドイツの最強タッグが実現すれば、名門再建への後押しになる。