プレスクラブ (2008年12月01日)
自虐史観は国益を損ねる 田母神俊雄前航空幕僚長講演
2008年12月1日(月) 日本外国特派員協会
田母神俊雄氏(前航空幕僚長)講演
この記事へのコメント
最後まで拝見しましたが、
私には興味深く、面白い会見でした。
質問者の質問の内容を字幕でよいので示していただけると有難かったです。
国防に関わっていたトップの人間が「自国を誇りに思っている」と言い切ってくれるのは、
日本国民として嬉しく思います。
私は大東亜戦争を正邪で論ずるのは間違い、そもそも戦争を正邪だけで論ずるのは間違いだと思っています。
そして敵の意思を無視した戦争論はバランスを欠くと考えます。
うーん。俺もぼんやりと見てしまって、やっぱり悔やみました。この軍人さん?は、首都教育委員に任命されてた米長先生と張り合える位、陛下のお心を乱したね。折しもの退職金満額支給、おめでたうございます。
陛下はいまこんなご闘病なのにね。この人もKYなのかね。
園遊会で「陛下のみこころを敬い国旗国歌を指導しております」と将棋指しがのたまったら、さりげなく「そういうのは強制でないのが望ましい」と陛下は発言されたよね。将棋指しは翌日ショックで自身の欠かさずアップデートしてた日記を欠番にしたらしいw。などてすめらぎは、とか公の場で言うのなら、この人も覚悟があるのかと思ったが知っての通り、この日のニュースは、陛下がお倒れになり、この人は退職金満額支給、ということだった。この人にとっての「その日」は、退職金何をほざけど俺のもの 今日は誉れな満額記念日w。
tachibana |
2008年12月05日 01:45
仕事しながら最後まで聞いてしまいました。正直落ち込みます。
「軍隊に必要なのは究極のリアリズムである」なんて文章を読んだことありますが、内にこもった理想主義のお話を延々聞かされた気がします。自衛隊って本当に日本を防衛しているんでしょうか??
この際、お望み通り憲法9条全文削除して自衛隊を日本軍にしてあげて、ISAFでも米軍の下請けでも、バンバン戦地に出してあげて隊員さんにガンガン死んでもらうしかないのではないでしょうか?
でないと、いつまでたってもこの人たちの間でも国民の間でもリアルなお話にならないでしょう。宮台氏が言う悲劇の共有が、毎年数(十)人死ぬ隊員さんであるならコストパフォーマンスは高いですよ。
↑リアル過ぎますか?この意見。
EN |
2008年12月04日 17:25
このサイトにあがってるコンテンツの中で、最初の15分で見るのをやめさせた人は、この人で3人目でした。面白くない馬鹿馬鹿しさというのはどうしようもありませんw。
wiring |
2008年12月03日 23:21
田母神は確信犯ですね。歴史観を都合のいい解釈するあたりがあやしい。シナリオ通り動いているといった感じ。ツカミなどネタが出来すぎている。政官財ぐるみで国民を騙して憲法改正へ持っていくパフォーマンスだろ。
防衛庁が防衛省に昇格
国民投票法案
田母神論文
↓←(今、ここ)
米軍再編で日本各基地規模縮小
憲法第9条改正
自衛隊が自衛軍に再編制
小型核兵器保有
徴兵制復活
軍事産業景気
↓
政官財と自衛隊OB利権でウハウハ
当たりだろw
張子の虎 |
2008年12月03日 08:34
こうなったら、○激にゲストで呼んでもらえませんでしょうかね。神保大将はいつものように「出てくれるんなら大歓迎」ってスタンスでしょうけど、まあ出る訳がないかwww
無記名 |
2008年12月03日 07:54
このプレスクラブのVTRと、YouTubeで「そこまで言って委員会」を観た限りでは、田母神さんのキャラクターが想像より面白かった印象。
その点では、田母神さんにとってプラスなんじゃだいだろうか。マクラも「そこまで言って委員会」ではウケてたので、テレビの前の人達には効果的だなと。ただ両方のマクラの内容がほぼ同じなのは笑えないけど。
歴史認識については、「論文の正当性」→「勝者が歴史を作ったので、本当の歴史は俺のが正しい」という事を言ってたけど、具体的にどこが正しいのか分からず、話をすり替えてる印象。
ただ、自衛隊自身の持っているアイデンティティの問題(存在の意味)は、ちゃんと考えないと、顔だけじゃなく、心もゆがんでしまう問題なのは確かだと思う。
余談。
田岡さん、何で英語で話すんだろう?
もしかしたらプレスクラブのルールがあるのかもしれないけど、質問の対象は田母神さんなんだから日本語で話せばよいのに。
sira |
2008年12月03日 02:30
400回おめでとうございます。番組と神保、宮台先生はじめ出演者の皆さんのますますの健闘をお祈りいたします。
タモガミさんですが、日本のアジア侵略行為の責任や、ポツダム宣言、東京裁判を否定すれば、この人のいう弁論趣旨になるのだろうけど、逆に言えばそれは論理的に天皇及び天皇制そのものへの免責が「解除」されることも含んでいるのであって、この人は、こうしたことを言えば、歴史的文脈からの反撃が内外から直ちに勃興するであろうことを理解できていないと感じました。「ミカドマスドゴー」(NYTや大公報など)という敗戦直後の国際世論がはねあがることになります。
天皇制は護持するかわりに、軍備を持たない、民主制にするという論理が通った、だから天皇は裁かれなかった。一方を護持したければ、他方は抑制的であるべきであるというロジック。だからそれを護っていかなければならない。それをアクセプトしたのは、ほかならぬ当時の天皇であり、内務官僚であり、牧野や吉田でした。歴史学者もわかっているはずなので、敢えてスルーしているのでしょう。シーソーゲームのように、一方が肥大化すれば他方も極大化する。でも、両方持ってはならない、という縛り。
現天皇があれほどの禊ともいうべき行脚と言動をいとわない行動をなお継続しているのも。その文脈に照らし合わせてみれば、おのずと歴史の文脈もみえるでしょう。
こんな程度の人が国論を乱せば、どこかの国が合従連衡してフランス仕込みの「人道的犯罪に時効はない」とかいってくるよ。片端に重しを乗せれば、他方ははねあがる。だから、この人はいったい、何を護りたいのか??極左なのでしょうかw?さっぱりわかりません。おつむのなかかち割っていっぺん見てみたいですね。
田舎のオサーン |
2008年12月03日 01:28
fotosintesiがおっしゃるように、わたしもなぜ歴史学者からのアカデミックな批判が展開されないのか疑問に思っていました。宮台さんが先々週のマル激でおっしゃっていましたが、インテリ・学者のなかで田母神氏の歴史観を支持する人はきわめて少数だと思います。
原 |
2008年12月02日 16:30
tyさんに同感。最初のマクラがお粗末きわまりない。他人の顔じゃなくて自分の顔だから、歪んでることをあげつらってよい、ってもんじゃあないでしょう。あんたは他人をそういう風に見てるわけね、って思われると思いますが。
そういう発言に爆笑してる(通訳前に笑ってるってことは、日本人?)記者もアホかいな。
首相もあんなんだし、お国を守るトップもこんなんだし、マスコミは本質的な批判をしないし、どうなってるんかいな。
やれやれ |
2008年12月02日 05:48
>tyさん
tyさんの仰るとおり私もこれまでの一連の報道から先入観があり視聴することを躊躇われましたが、視聴してみるといくつか興味深い点がありました。ただ、内容については煩雑になるためにここに纏めることは遠慮させていただきます。
しかし、文民統制の観点から彼のとった一連の言動は許されないものであり、彼の言説には検証や議論が必要だと思います。私が注目したいのは、彼が今回の記者会見で述べたように、自衛隊の多くの人間が彼と同じ考えを持っている「としたら」これは非常に問題です。政府見解に反する考えが防衛省や自衛隊の中で、多数か少数かは分りませんが、流通しているということになるからです。
これが事実なら、政府と自衛隊の間でここまで大きな乖離が生じた原因については、早急に突き止め改善を図らなければ成らないでしょう。しかし、彼の考えに共感を覚えるのは自衛隊員だけではないようです。少なくない数の国民が彼の考えに共感していることも事実です。「ストレス」を感じているのは自衛隊員だけではありません。国民の間にも無視できないレべルでストレスや苛立ちが生じていると思います。
このストレスの原因は閉塞的な言論の状況にあると私は考えています。政治家もメディアもこのセンシティブな問題については蓋をして多くを語ろうとしません。一体、国が軍事力を保持するということについて、必要十分な議論とそれを可能にする政治状況が用意されているでしょうか?
他国の顔色ばかり気にして、これらの問題について議論を先送りしている間に、国の将来の安全を揺るがす歪みが国の内部から発生し自壊することが無いようにしなければなりません。
そういう意味で、今回の問題を「アホ」という一面的なイメージで処理しようとしているメディアの報道のあり方に違和感を感じていたところ、tyさんのカキコミを拝見し、意見をさせていただきました。
cola |
2008年12月02日 04:11
斉藤さんと宮台さんが
アホすぎるとバッサリ斬っていたせいか、正直見る気がおきない(しかも90分以上あるし・・・)。それでも最初のほうだけ見たが、たいして面白くもない自虐ネタで皆爆笑していて、笑いのレベル低うーーーと思ってしまった。どなたか、みどころを○○分あたりにこんな発言しているというふうにまとめてくれるとありがたいんだが。
ty |
2008年12月02日 01:44
追記
外国人特派員協会は、招いたspeakerの肖像をフロアに麗々しく貼ってるよね。
ところで、このspeakerの本質はトージョーとか、ヒトラーとかと同じだよ。
どこの国のプレスクラブに、トージョーやMussoliniの肖像写真を貼る馬鹿がいるだろうか?日本のフォーレンプレスクラブなんて、ヘタレもいいとこだね。巾着切りの名義貸しみたいなものだ。呆れた。
奔馬 |
2008年12月02日 00:57
まあ、立場からいって、退職しても日比谷のど真ん中でこんなこと言ってるんだし、言わせてるPressもどうかとその見識を疑うが、2ちゃん右翼とは峻別して厳格にこの人にはなんとかしなければならないでしょう。
phase2としては、戦前の陸軍のように「我々はスキルを持っている、君たち文官は軍事を語れるのか?」と言って、反対論をねじふせようとする手合いがくる。歴史の教訓。まあこんな魯●にそれが出来るとも思えないが。しかし第一歩で叩いておかないと、とんでもないことになる。
奔馬 |
2008年12月02日 00:46
fotosintesi
詭弁のガイドライン9に抵触してるあんたも、田母神と同レベルです。
イデオロギー抜きで、事実のみで歴史議論をすることの難しさを表していますね。
無記名 |
2008年12月01日 22:44
>>自分に好意を示してくれる人やイエスマンだけに囲まれ続けて老人になってしまった
麻生の事かと思った
無記名 |
2008年12月01日 22:33
(前半印象) 自分に好意を示してくれる人やイエスマンだけに囲まれ続けて老人になってしまった人特有の精神年齢の低さ。挫折経験もないのかもしれない。だから全く老成できていない。
誠実さもない。論文で展開したトンデモ話はオブラートに包んで適当に流した(論文では断定的に記述した話を、「そういう説もある」とおきかえたりしている)。話に起承転結がない。張作霖爆殺事件については結局どういう見解なのか? 関東軍とはいい軍隊だったのか? 731部隊は?
論理展開にも無理がありすぎる。一例を挙げれば、王室の婚姻などは、ヨーロッパ各国が互いに争いあっていた頃に政略結婚として当たり前にあった。植民地化したアフリカやアジアの国々に対してそれがなかったのは、西欧人が侵略先の人間を文化的にも人種的にも蔑視していたからだ。一方、日本にとって中国は歴史的に文化先進国だった。当時も文化面でも人種面でもギャップはなかった。日本には大陸に対するコンプレックスさえあったはずだ。その国と皇族が婚姻関係を結ぶことに抵抗はない。成金が没落貴族の娘と結婚するようなものだ。もし田母神の説に従えば、日本は南方の島の部族とも皇族が婚姻関係を結んでいたはずだ。
歴史の連続性を無視して、個別の事件だけを取捨選択して継ぎ接ぎすれば、どんな物語でも出来る。しかしそれはもはや歴史とか歴史観とかいうものではなく、戦記物のたぐいで、娯楽と自己満足意外になんの意味もなさない。
田母神は国会と同じ話を繰り返す。「日本はいい国だと言ったらクビになった、日本は悪い国だという人間を任命するべきだという話になっている」。
しかしそんなことをいった人間はどこにもいなくて、問題なのは、政府の公式見解が「日本は侵略した」であるのに対し、国家公務員であり、文民統制下におかれなければいけない実力部隊の幹部が航空幕僚長という肩書きで「日本が侵略したというのは濡れ衣だ」と「準公式見解」したことだ。これは文民が「撃つな!」と命令したのに軍人が「そんなの関係ねえ」と撃ったようなものだ。言論の自由云々の問題ではない。そして、結果としてどちらの判断が正しいかどうかという問題ですらない。間違う権利は民主的な手続きを経て選ばれた文民にしかないのだ。
不思議なのは、田母神批判がもっぱらテレビコメンテーターや新聞の論説委員ばかりで、日本の歴史学者による批判がメディアに出てこないことだ。なにか自己規制がかかる要因があるのか、あまりにもお粗末で論評に値しないのか。しかし、いかにお粗末な代物であったしても、これだけの影響力をもった以上、政治やイデオロギーを抜きにしたところで、アカデミックに田母神論文を論破しておくことはとても重要なことだと思う。ひと世代の経験では処理し切れなかったり、同じ過ちを繰り返しかねないとき、先人の失敗から何かを学びとり未来に生かしてこそ、歴史を学ぶ意味がる。そうした姿勢をもって初めて先人の失敗が我々の遺産になる。本来伝統主義とはそういうものではないか。子供が何か間違いを犯したときそれを正したら自虐的な人間になるのだろうか?
fotosintesi |
2008年12月01日 20:46
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