ダライ・ラマの訪台歓迎せず 馬総統「良い時期でない」【台北3日共同】台湾の馬英九総統は3日、台北で海外メディアと会見し、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が来年に台湾訪問を検討していることについて「一般的に宗教指導者の訪問は歓迎するが、今の状況では良い時期と思わない」と述べ、訪問を認めない姿勢を明確にした。 ダライ・ラマは1997年と2001年に台湾を訪問したことがあり、馬総統は5月の就任直後、ダライ・ラマが訪台の意向を示した場合は「宗教指導者として歓迎したい」と発言していた。 しかし、対中関係改善に力を入れる馬政権にとって訪台受け入れは、来年も予定されている中台交流窓口機関のトップ会談開催などにマイナスと判断したとみられる。
【共同通信】
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