最終更新: 2008/12/05 00:27

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東京・杉並区割りばし死亡事故 医師を無罪とした高裁判決について、検察側が上告断念

東京・杉並区で保育園児が割りばしをのどに突き刺し死亡した事故で、診察した医師を無罪とした東京高等裁判所の判決について、検察側が上告断念を決めた。
この裁判は1999年、保育園児の杉野隼三ちゃん(当時4)が、綿あめの割りばしをくわえたまま転倒し、病院で診察後に死亡したもので、診察にあたった根本英樹被告(40)が適切な診療を怠ったとして、業務上過失致死の罪に問われていた。
1審の東京地裁は、根本被告に無罪を言い渡し、検察側が控訴したが、東京高裁は11月20日、控訴を棄却し、再び無罪を言い渡した。
これに対し、東京高検は「事実認定について、判決を覆すほどの重大な事実誤認を見いだせない」として、上告断念を決めた。
これで、根本被告の無罪が確定することになる。

(12/04 23:01)


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