MENU

RANKING

モバZAKのご案内

iモード、EZweb、Yahoo!ケータイで大好評配信中

芸能ホーム > 芸能 > 記事詳細

  • イザ!ブックマーク
  • はてなブックマーク
  • livedoorクリップ
  • ブックマークに追加する

自伝で出直し、羽賀研二…後見人が明かした復帰計画

検察側控訴の構え、正念場はこれから

 大阪地裁で未公開株をめぐる詐欺と恐喝未遂の罪に問われ、先月28日に元プロボクシング世界王者、渡辺二郎(53)とともに無罪判決が下されたタレント、羽賀研二(47)。後見人として裁判にかかわった羽賀に近い人物が約1年半にわたる裁判の内幕と復帰プランを夕刊フジに明かした。

 「本人は芸能界復帰に意欲を見せています。今は裁判の推移を見守りながら復帰へのタイミングを探っている段階」

 羽賀の近況について、そう語る。

 羽賀は逮捕前、宝石販売業が好調で、故郷・沖縄では「南国食堂」というレストランの経営に参画するなどいくつかの事業も手がけた。だが、「いずれも再開は厳しそう。今回の裁判の顛末についても触れた自伝本の出版が出直しの一歩になりそうです」といい、まずはペンでの出直しを狙っているようだ。

 羽賀らは、大阪府内で不動産会社社長を脅し、3億7000万円の債権を1000万円に減額させたとして詐欺と恐喝未遂の罪に問われたが、公判では大阪府警のずさんな捜査が次々と明らかになった。

 「交渉の場に羽賀が連れてきたとして、恐喝未遂の共犯で実刑判決を受けた暴力団関係者の2人がいるが、裁判のなかで羽賀と無関係であることが明らかになった。むしろ2人は社長側の人間で、うち1人は交渉の後に羽賀の元に不動産会社社長が所有していた債権と利子分として約12億円を取り立てに来ている」

 さらに、被害者の会社社長は不可解な債権譲渡を繰り返しており、裁判では「被害者の証言に全幅の信頼を置くには合理的な疑いが残る」「前提となる詐欺が認められず、共謀もなかった」として無罪判決につながった。

 判決翌日の29日は、羽賀の逮捕に抗議しながら、昨年59歳で急死した事務所社長の命日。羽賀は支援者らとともに「奇跡だ」と涙を流したという。現在は支援者の世話で都内のマンションで妻と暮らすが、検察側の控訴は確実とみられ、正念場はこれからだ。

ZAKZAK 2008/12/04

芸能ニュース

もっと見る