大流行に備え マスクなど大量購入へ
大流行に備え マスクなど大量購入へ 12/04 12:11

感染力の強い新型インフルエンザの大流行に備え、福岡市消防局は、高性能のマスクと防護服を大量に購入することを決めました。

細菌の進入を防ぐことができる高性能のマスクと防護衣は、新型インフルエンザが発生して大流行した場合に、搬送に携わる救急隊員や医師などが着用します。

福岡市消防局によると、新型インフルエンザが大流行すると、市内で6800人が病院に搬送され、このうち1600人が死亡すると想定されています。

しかし、現在は1200人の患者搬送に対応できる程度の備えしかありません。

このため、福岡市は想定される6800人を搬送できるよう、マスクと防護衣1万6800セットを今年度中に配備することにしました。

福岡市は、総額4000万円の購入費を今月開会する議会に提案します。