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都脳卒中医療連携協:急患搬送に新システム 可能機関「〇」「×」表示 /東京

 ◇初期治療「t-PA」

 都脳卒中医療連携協議会(会長・有賀徹昭和大学病院副院長)は2日、脳卒中(脳梗塞(こうそく)、脳出血、くも膜下出血)の急患を治療できる施設を「都脳卒中急性期医療機関」と位置付け、よりスムーズに搬送できるシステム導入を決めた。実施目標は来年3月で、計139医療機関が参画する見込み。

 脳卒中の初期治療の場合、救急隊員による搬送先の判断基準は高度治療(特に「t-PA」と呼ばれる薬の治療)が可能かどうかではなく、「一刻も早い治療を」と最寄りの脳外科などに搬送されることが多かった。

 しかし発症から約3時間以内に「t-PA」による治療を施すと、後遺症が軽減しやすいことなどから、「t-PA」施術可能な医療機関に搬送する必要性が高まっていた。さらに今回のシステムでは、都内を12に分けた「2次保健医療圏」ごとに、圏内の「脳卒中急性期医療機関」のどこで治療可能かが一目でわかるよう「○」「×」で表示したカレンダーを作成し、救急隊員と共有する。

 都福祉保健局は「脳卒中は早期治療が必要。救急隊と治療可能な医療機関の情報を共有することで、搬送の速度を上げたい」と話している。「t-PA」は血管に詰まった血栓を溶解させる薬。日本脳卒中学会は、投与する病院のガイドラインとして、学会の研修を受けた医師の有無などを規定している。【江畑佳明】

毎日新聞 2008年12月4日 地方版

 
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