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シンポジウム:市民の立場で医療を考える--千代田区内で7日 /東京

 過酷な医療現場の実態から、市民ができることを探るシンポジウム「医療崩壊~あなたは安心して病院にかかれますか?~」が7日午後1~6時、千代田区内幸町2の新生銀行本店新生ホールで開かれる。

 女性医師の就労継続を目指すNPO法人「ejnet」(本部・大阪市中央区、瀧野敏子代表理事)の主催。医療現場では、限界を超えた仕事量が勤務医の辞職を呼び、さらなる労働環境の悪化を招いている。また小児科の無料診療化により、「開いているから」と気軽に夜間受診する親が後を絶たず、小児科の救急診療の負担にもなっている。

 シンポでは勤務医が医療現場の実態を報告するほか、小児科を守るため、「『知ろう!小児医療 守ろう!子ども達』の会」の阿真京子代表が、親の立場から昼間の受診を呼びかける。参加費1000円。申し込み不要。問い合わせはejnet(06・6271・5534)。【中村美奈子】

〔都内版〕

毎日新聞 2008年12月4日 地方版

 
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