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会報ダイジェスト 2008年
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11月号 特集 ”ノーベル賞と国籍” 今年のノーベル物理・化学賞を複数の日本人が受賞した。ところがこのうちに米国に帰化した学者がいたことから、彼は日本人か?という議論が国内外でおきた。 会員からの投稿やメディアでの記事などを紹介。 1.海外の扱い 2.河野太郎議員のメルマガより 3.戸籍法での扱い 4.自民法務部会が国籍法改正を検討 5.国籍離脱と喪失 6.「日本国民」と「日本人」について 7.「いまこそ重国籍の容認を考える超党派議連を!」 一般投稿 8.「年金」についての投稿 9.ハワイでのビール事件 10.複合名について 11.おすすめの本 12.国籍法請願委員報告 13.国際カップルの結婚式プラン 14.定例会報告と次回案内 |
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10月号 1.<特集>パスポートの氏名と航空券の氏名: 通常海外で使っている氏名と、日本のパスポートの氏名が違うため、どちらの名前で航空券を買うか、また、パスポートの使い分けの際の問題点などについての海外会員の報告。ダブルのアイデンティティーには、ダブルの名前が非常に大切な意味を持つという、自身がダブルの会員の思い。外国の姓を日本の戸籍にも登録してもらった会員の体験談。 2.法務委員に人海戦術でファックス送付: 日本人の父親に認知をされているのに、婚外子であるために日本国籍が取得できないのは違法であるという最高裁の判決を受けて、国籍法の見直しがされようとしていることから、AMFで長く続けてきた重国籍容認の見直しも、改めて確認が必要との提案から、54名の法務委員にFaxで質問状を送る、という作業を会員の有志で行った際のレポート。 3.請願報告: 海外在住の請願委員が夏休みの日本帰省の折に議員会館を訪問した際のレポートと、紹介議員のリスト。 4.会計報告: 今年度の会費の納入がほぼ終わった時点での、修正案の報告。 5.フランスの民法21条7項・11項と日本国籍の自動喪失に関して: 外国籍の両親であっても、フランス民法21条7項でフランス国籍を取得したものは自動取得とみなされ日本国籍は喪失しないが、21条11項で取得した場合は自己の意思とみなされ、日本国籍を喪失するという回答を在フランス日本大使館から受け取った報告。 6.<シリーズ「あの街・この町」>一年に3日間だけ人口が40倍になる村: 毎年恒例で世界的なヘビーメタル・ロックコンサートが催される、北ドイツの小さな村ヴァッケンからの、普段の村の様子との対比を紹介。 7.日本版US-Visit 法について思うこと: 日本に永住権を持ち暮らしている外国人配偶者を持つ会員から、この夏家族で海外へ出て日本に帰国した際の、入管での指紋と顔写真採取を経験した時の、不合理さと憤りをレポート。 8.日本版US-Visit の169回国会に関する報告: 日本版US-Visit 法廃止を求める請願を国会に提出した報告 9.かもめの会25周年記念行事のおしらせ: AMFのオランダグループであるかもめの会が今年で25周年を迎えることから、11月9日に催される記念行事へのお誘い。 10.11月号原稿募集 11.定例会の報告と予告 12.編集後記 13.9月28日朝日新聞日曜版の二重国籍に関する記事から |
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7月号 1.二つの愛国心 サッカーのヨーロッパ杯で、ポーランド出身でドイツチームの選手が、対ポーランド戦で見せた祖国への思いをレポート 2.イングリッド・ベタンクール開放をめぐって コロンビアとフランスの重国籍者であり大統領に立候補したベタンクール女史が反政府ゲリラに捕まり、6年4ヶ月後に開放された 3.ドイツでの滞在法と国籍法の改正 4.人権侵害を訴えて セクハラ事件の被害者となった女性が、組織の理不尽な対応に一人で立ち向かう女性の手記 5.<特集:名前> カタカナ名に対する会員の考え、世間の風当たりなど 6.<特集:各国の医療保険事情> イギリス、オーストラリア、ドイツの医療保険の実態 7.山田鐐一氏への追悼文 8.新入会員の紹介 9.2007年全体世話人会報告 会費の納入方法、世話人の規定、会の意思決定の方法、請願活動についてなど 10.カンパ報告 11.次回定例会予告
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3月号 1.2月号特集「いじめ」の読後感 「ドイツで教師のいじめに立ち向かったご夫妻に胸打たれた」 「私の肌には色がない、黒くも白くも黄色くもない。・・・・・」 「在日朝鮮人ではなく朝鮮系日本人と自らを位置づけられたとき、やっと自分探しの旅が終わった」 2.老後をどこで 「日本に生活の基盤を置いて、1年に3ヶ月くらいヨーロッパで暮らすのが理想」「娘だけを頼りに異国に引っ越すか、住み慣れた地で独居老人になるか・・・」「夫と私にとって第三国のこの地で庭いじりを中心にした老後を送りそう」 3.二つのパスポート ・スイス領事マガジンその後 領事マガジンに訂正とお詫び ・三つの大失敗 @フランス領事館でパスポートの更新をするとき、 「日本国籍選択宣言」の記載のある戸籍謄本を提出。 Aマレーシア入国時に日本のパスポートを使い、出国のときフランスのパスポートを提示。 B成田に着いて入管に提示した日本のパスポートが期限切れ。 ・二つのパスポート 二つのパスポートを使うことは、法務省も外務省も認めている。 4.日本版US−Visit法廃止を求める請願 日本に入国する外国人は入管で顔写真や指紋を採られる。これは国際人権自由規約に抵触する。 5.AMFが日本版US−Visit法反対請願を始めるに至った経緯 6.請願署名と要望書署名(電子署名)の違い 請願署名は国会に提出されるが、電子署名は国会議員等への陳情に使われる。 7.外国籍修学旅行生の指紋採取免除を検討 8.公開シンポジウム:複数の言語と文化の交差点 報告その2 国際児のアイデンティティの形成要因 9.シリーズ: ・バイリンガル 「うちの子は外国人」 ・あの街・この町 「テルアビブ」 10.リストラを乗り越えて 今までの人生で最大の危機は、50代半ばでのリストラ体験。私が選んだのは「掃除」だった。 11.請願便り 請願署名提出の報告 12.会費納入のお願い 13.編集後記 |
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2月号 1.<特集>外見が違う、又は親が外国人であることから来るいじめ ドイツグループMLから ドイツグループのMLの中で特集のテーマについて、いじめの体験のあるなしをアンケートで答えていただき、さらに体験や感想を会話形式で掲載しています。 今のところいじめはなさそうですが チリ人の配偶者を持つ関西の会員から、小学一年生になる息子さんの成長の様子を語っていただきました。 教師から受けた息子へのいじめ ドイツ在住会員の息子さんが、ドイツで受けた教師からのいじめの体験と、それに親としてどう対処したかの詳しいレポートです。今、いじめに悩んでいる読者の方には勇気付けられる体験談だと思います。 Haafu Meeting in Düsseldorf ドイツ在住の日独ミックスの男性の、ドイツでの日独ハーフの会に参加した際の英語でのレポートです。 もうひとりじゃない!団結しだしたミックスたち AMF初代会員の子供たちの世代である関西在住のミックスの会員が、日本で成長する過程での悩みを乗り越えて、ミックスルーツの会を結成するにいたった過程とともに、今同じ悩みをもつ若い世代への応援のメッセージです。 2.<シリーズ・バイリンガル>「はやくワー」 日韓の狭間で暮らしてきた関西在住の会員のお孫さんの、日本語韓国語でのバイリンガル環境での育ち方を、祖母の目から新鮮に観察したレポートです。 3.公開シンポジウム:複数の言語と文化の交差点 2007年11月18日に関西学院大学で行われた「国際結婚家族の現在と未来」というテーマで行われたシンポジウムの報告の前半です。 4.請願便り・請願報告 5.国籍取得法案提出へ 2008年1月24日の朝日新聞記事から 6.ごまめの歯ぎしり 2008年1月25日の河野太郎議員発行メルマガから、国籍法プロジェクトチームの報告について 7.かもめの会・新年会 オランダ・かもめの会の新年会と、日本人を父親とし、オランダ人の母親との間にインドネシアで生まれた人達のグループ「さくら」との交流の様子の報告です。 8.外国人地方選挙権付与で 2008年1月12日の産経新聞記事から 9.3月号原稿募集 10.会費納入のお願い 11.300号記念号・会員紹介の追加 12.定例会報告・総会予告・編集後記 |