Vine Linux ベースの統合オフィスパッケージ『Do Office』がレッドハットより発売

2001年1月10日
Project Vine

業界初のLinux版オフィスパッケージ 『Do Office』 (ドゥ オフィス)がレッドハット株式会社より発売開始されます。

デスクトップ環境で高い評価を頂いている「Vine Linux」と、互換性や操作性で注目株のマルチリンガルオフィススイート 「Hancom Office」をコラボレートし、 購入したその時からデスクワークが可能になる 「Do Office
レッドハット株式会社は Vine Linux と Hancom Office のコラボレーションパッケー ジである「Do Office」(ドゥ オフィス)の発売を本年2月9日から開始することを 明らかにしました。エンタープライズサーバ市場で急激にシェアを伸ばしている Linux も Red Hat Linux を含めてクライアントデスクトップ分野では、ユーザに十分なソリ ューションを提供しているとはいえません。このため、レッドハットでは昨年11月 よりクライアントデスクトップ向けに「Vine Linux 2.1CR」の販売を開始しました。そ の売れ行きは非常に好調であり、Linux ニーズに対して、さらにソリューションを強化 することとなりました。
そこで、今回 Vine Linux 2.1CR の Intel 版と、そのバンドルソフトのなかで、MS Officeとの互換性や操作性で注目度の高い、HancomLinux社の「HancomWord」に、 HancomLinux社が新た に開発した表計算ソフト「HancomSheet」、プレゼンテーション ソフト「HancomPresenter」、ペイントツール「HancomPainter」を加えたオフィス ス イート「HancomOffice1.2」とをカップリング、フォントやライブラリなどにOSの資源 を活かしたコラボレーションパッケージ「Do Office」として、デスクトップユーザを 対象に販売を開始されます。これによって、ユーザは購入した時から、 Linux OS とオ フィスアプリケーションの利用が可能になり、MS Office製品とのデータ互換性を保ち ながら、Linuxの高性能、信頼性、安定性、インターネットアクセスの容易性などの利 点をさらに享受することができるようになります。

なお、「Do Office」は2月7-9日、幕張メッセで開催されるNET&COM21(主催:日経BP社 )に併催されるLinux Exhibitionでの特設イベント、「Linuxステージ」にて展示、デモ を行います。

製品の構成

  • Vine Linux 2.1 CR + updates for Intel
  • Wnn6 for Intel
  • DynaFonts for all architecture
  • HancomOffice1.2 Japanese for Intel
  • 製品の特徴

    Vine Linux 2.1CR(2.1.4)

  • Red Hat Linux6.2ベース
  • Kernel 2.2.17にセキュリティパッチや機能拡張パッチを採用
  • グラフィカルブート対応Lilo
  • かな漢字変換システムにはWnn6を収録
  • WindowMakerとGNOMEを標準採用
  • usbmgrの採用によるUSB機器のPlug&Play対応
  • apt for RPM の採用
  • XEmacs は VinePlus へ移動(ただしDo Office収録CDには含まれていない)
  • (XEmacs は Vine Linux 2.1 updates から取得してください)
  • HancomWord R5.2

  • ファイルの互換
  • HTML文書、テキスト文書、MSワード文書、WPS文書、RTF文書などの読み込みとその編 集や保存可能。
  • Windowsで作成した文書とLinuxで作成した文書との相互交換も可能。
  • 簡易表作成機能
  • マウスを利用して、表の行と列の追加、削除が可能。
  • 決まったルールによって入力された内容を表に変えたり、表の内容だけを文字列に変 えるなどの機能をサポート。
  • 便利なヘルプ機能
  • [簡単なヘルプ]、 [詳細なヘルプ]などを装備。注釈、「ヘッダ」、「フッタ」など の入力機能
  • 論文や出版作業に必須の脚注、「はじめに」、「おわりに」など、多様な編集が可能 。多様な文字/段落の形の変換機能
  • ショートカットキー、POP/UPメニュー、PULL/DOWNメニューなどを利用し、フォント や文字の大きさ、形、字 間 長平、属性、整列方式、行間、余白、Tabの位置など、多様な形式の編集が可能。
  • インターネットサポートの強化
  • HTML(HyperTextMarkupLanguage)文書の読み込み、HancomWordで作成した文書のHTML 文書形式への変換も可能。
  • −インターネット文書の形式に合わせて題目、文書画面、ハイパーテキスト、スタイ ル、線などの編集が可能。
  • 自動文書情報入力の機能
  • ショートカットキーのサポートハイパーテキストを利用したしおり機能
  • 自動ページ番号及び重ね書きの入力機能
  • 簡単な計算式の入力機能
  • 便利な常用句機能
  • 完璧な数式入力機能
  • 多様な文字表
  • 複数プリンターのサポート
  • ホイールマウスのサポート
  • HancomSheet 1.2

  • Excelファイルとの互換
  • Excelファイル形式をサポートし、文字ならびに数字、書式などを表現データ入力
  • 入力するセルを選択するかマウスを使って必要な文字、数字、数式データを入力、 編集をサポート自動入力 −指定したセルをマウスだけで強調することが可能。
  • スタイル
  • スタイル・ツール:ユーザーがフォント、フォントスタイル、フォントサイズ、 段落スタイル、背景色等のメニューを使 わなくても、とても早くスタイルを指定 することが可能。
  • 作画・消ゴム:ユーザーが、選択したラインを消したり、描くことができるよう、 作画・消ゴムツール・バー機能を提供
  • チャート(グラフ)機能:簡単な操作でチャートを作成でき、ウィザードを利用 して の作成ならびに編集機能や多様なチャートの種類を提供。
  • 3次元グラフをサポート
  • TrueTypeフォントをサポート
  • HancomPresenter 1.2

    Linux上で報告用の資料、報告書などの製作、編集、プレゼンテーションができるプレ ゼンテーション用ソフト。
  • PowerPointフォーマットとのインポート/エクスポート機能をサポート。
  • 多様なイメージファイルに対応
    JPG、GIF、BMP、XMP、XBM、PNG、PVG、PNMに加え、透明gifイメージ及びstillイメ ー ジに対応
  • 700以上のクリップアートを用意
  • HancomPainter 1.2

  • 多様なブラシ効果
    鉛筆、消ゴム、ブラシ、油性ペン、パステル、クレヨン、スプレー、エア・スプレー 、滑らか、ダーク、ブライト、彩度、 水彩ブラシ、scrubbing等の多様なブラシ機能 とサイズ、透明度等をユーザの望みどおり使うことが可能。
  • ユーザーの便宜ための機 能
    一番よく使われるツールバーとしてScroll、サイズ変更、plotting機能等がサポー ト され、イメージファイルの管理のために"ファイルリストウィンドウ"等をサポートマ ルチ・フレームとアルファ・チャンネル−アニメーションGIFのためのマルチ・フレー ム及びアルファ・チャンネルによって、ユーザーがアニメーションGIF グラフィック や部分的に透明な絵等の描画が可能。
  • Webイメージ作成機能
    JPGファイル保存時、影 効果、部分保存、アニメーションGIF、容量コントロール、 プレビュー等をサポート。
  • 発売時期・価格

    発売日:	2001年2月9日
    価格:		19,800円
    

    問い合わせ先

    製品に関しては、レッドハット株式会社 までお問い合わせ下さい。

    関連リリース

  • ハンコムリナックス, Red Hat JAPANとLinux用オフィス 'Do Office' 共同販売契約 締 結 日本Vine LinuxOS含まれたオフィスパッケージ, 来月中、日本現地市場に発表 (12/20)
  • Linux版オフィスパッケージ『Do Office』(ドゥ オフィス)を発売!

  • Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標あるいは 商標です。Red Hatは、Red Hat, Inc.の登録商標です。またその他の記載さ れている社名および製品名は各社の登録商標また商標です。

    参考

    Project Vine		http://vinelinux.org/
    レッドハット(株)	http://www.jp.redhat.com/
    HancomLinux, Inc.	http://www.hancom.co.jp/
    

    謝辞

    Linus氏をはじめ、Linux を含むオープンソースコミュニティー、GNU、 VineSeed 開発者の皆様、そして全ての Linux ユーザ の方々に感謝致します。
    以上