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ソウル江南区、「おかず注文制度」を推進

 ソウル市江南区が、飲食店で残り物を使い回す慣行を根絶するため、「おかず注文制度」を進めている。キムチやナムルなどのおかずに種類別に値段をつけ、「食べたいおかずを食べられるだけ」注文するようにするものだ。

 江南区は3日、「客が残したおかずを使い回す行為をやめさせるため、これまで推進してきた“おかず減らし”運動に続き、“おかず注文制度”を新たに導入し、協力した飲食店には設備の改善に対する支援などのインセンティブを与える」と発表した。同区は「おかず注文制度」を実施する飲食店を「模範飲食店」に指定できるようにするとともに、PRだけでなく、おかずを保管する容器の提供など、さまざまな特典を付与することにしている。

 また、残り物を使い回す飲食店を摘発するため、消費者食品衛生監視員(70人)などで構成される点検グループの活動を週1回から5回に増やすこととした。

 同区はまた、先月から「汚れたふきんで適当にふいたテーブルの上に、はしやスプーンをそのまま置くのは衛生上問題がある」として、使い捨ての紙ナプキン50万枚を製作し、年末までに模範飲食店100カ所に配布する予定だ。さらに同区は、外国人の利用が多い模範飲食店100カ所に、英語・日本語・中国語で材料や味について説明した「外国語メニュー」を作成し、年末までに配布することとした。

クァク・スグン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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