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台湾映画、中国で公開見合わせ 日本の描き方を問題視か
(12/04 16:08)


 【台北4日共同】台湾南部の町を舞台に日台の「きずな」を描き、台湾で空前の大ヒットを記録した台湾映画「海角七号」について、年末に予定されていた中国での公開が突然見合わせになった。

 一部地元メディアは、11月に初訪台した際に作品を見た中国の対台湾交流窓口機関、海峡両岸関係協会の陳雲林会長が北京の会議で「日本の皇民化(教育)の影響がみられる」と述べたのが理由と報道。台湾社会で憶測が広がっている。

 馬英九総統は今月3日、地元ラジオで「日本と台湾には複雑な感情がある。中国の同胞にも映画を通じて理解してほしい」と呼び掛けた。魏徳聖監督によると、中国側は字幕を付けるのに「技術的な問題」が起きたと説明。同監督は「中止ではなく延期」と強調しているが、上映時期は不明という。

 作品は敗戦で台湾から引き揚げた日本人男性が恋人の台湾人女性に送った複数のラブレターが見つかり、これを届けようとする台湾人男性と、日本人女性のラブストーリー。台湾語や日本語などで交わされる軽妙な会話が人気となった。

 

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