2008年12月3日 19時4分更新
Jリーグへの加盟を果たしたファジアーノ岡山の選手らが3日、岡山県庁を訪れ、石井知事にJリーグ加盟を報告し、来シーズンに向けた抱負を語りました。
3日、Jリーグへの加盟が正式に認められ、来シーズンからJ2に参戦するファジアーノ岡山の木村正明社長と、キャプテンの川原周剛選手ら4人が3日、加盟の報告のため岡山県庁を訪れました。
そして、正面玄関でおよそ100人の県庁職員から拍手で出迎えを受けた後、石井知事を訪問しました。
この中で、木村社長は「JFLで4位の成績をおさめ岡山初のJリーグチームを誕生させることができました。これも県民の皆様の支えがあったからだと思っています」と、述べました。
これに対し石井知事は、「岡山で初めてのプロスポーツチームが誕生し心から嬉しく思っています。県としても全力で支援していきたい」と、笑顔で応えていました。
訪問を受けた後、石井知事は「これだけの短期間にJリーグ入りを果たしたのは素晴らしい。経済効果も計り知れないし、県としてもできる限り支援をしていきたい」と述べ、ホームスタジアムとなる桃太郎スタジアムの使用料を減免することなどを通して、チームを支援していく考えを示しました。
また、木村社長は「数年は厳しい戦いが続くと思うが、県民の皆様に愛され誇りに思ってもらえるようなチームを作っていきたい」と来シーズンに向けた抱負を述べました。