＜学生調査＞アダルト動画だけが教材？！性の解放進むも知識は不足―天津市

2008年12月2日、毎日新報は天津市の大学生を対象に実施した性知識に関する調査結果を発表した。結婚を前提としない性交渉を容認する学生が増えている一方で、性に関する知識は不足し、アダルト動画などを通じて学んでいるという実態が明らかになった。
同調査は南開大学、天津大学、天津医科大学、天津商業大学など天津市の6大学、436人の学生を対象に実施されたもの。「愛と性、どちらが大事か」という設問には愛という答えが多かったものの、9割以上の学生が「性は素晴らしいもの」と回答、性に関する肯定的態度が強かったという。ただし男子学生、女子学生の間に差異もあり、男子学生は結婚を前提としない性交渉を容認する傾向が強い一方で、女子学生はパートナーを未来の結婚相手と考える傾向が強いようだ。【その他の写真】
初体験の年齢を問う設問では、19歳から22歳との回答が最多となった。大学入学以後、恋人との関係を深めている大学生が多いことがうかがえる。しかし性的交渉に対する積極的な態度が目立つ一方で、性的知識の欠如も目立つ。学校や家庭で知識を得ることができないため、インターネットを通じて入手したアダルト動画などが主要な知識源となっている。そのため複数の性的パートナーを持っていてもコンドームを使わないなど、性感染病予防、避妊に関する知識の欠如が目立っている。（翻訳・編集/KT）
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