二度目の育児休業を終え、十一月初旬に職場復帰しました。
この一年間、もちろん育児中心の生活でしたが、それ以外にも多くの経験をすることができました。特に、長男の小学校のPTA活動に一緒に取り組んだ元気なお母さんたちとの出会いは、貴重なものでした。
三人の子どもを抱えパートをしながら、PTA活動にも積極的に協力。「子どもが好きだから、もう一人欲しいくらいよ」と笑顔で言うお母さん。仕事、PTA活動に加え、個人で学童保育まで切り盛りしているお母さん。その生き生きとしたパワフルな活動ぶりには、圧倒されることばかり。
二人の子どもを抱え、職場復帰することに少し不安を覚えていた気持ちが、こうした元気なお母さんたちに出会えたことで吹き飛びました。
正直、職場復帰後の育児と仕事の慌ただしい生活の中で迷ったり、悩んだりすることも度々ありますが、「もっと大変な、忙しいお母さんは、たくさんいる。まだまだ私は甘い」と自分に言い聞かせて、何とか乗り切っています。
今月からニュース編集部内では正月紙面チームが発足。来年一月一日付の計八十八ページのほか、同三日付、同四日付の特集紙面を一カ月間かけて、私を含め三人の部員が紙面制作に知恵を絞ります。
微力ながら一年間、充電したお母さんパワーを全開にして、見(魅)せる読ませる紙面づくりに全力投球したいと決意を新たにしています。
(ニュース編集部・長尾真里)