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佐藤&坂田ダブル王座奪取だ!
協栄コンビに追い風

2004年06月04日

世界タイトルW奪取を狙う佐藤(右)と坂田【バトル三昧 / 和智正夫】
世界タイトルW奪取を狙う佐藤(右)と坂田【バトル三昧 / 和智正夫】【 スポーツナビ 】


 佐藤&坂田がダブル王座奪取だ! 世界ボクシング協会(WBA)ダブルタイトルマッチ各12回戦(4日・東京有明コロシアム)の計量が3日、東京都内で行われ、日本の挑戦者2人、フェザー級の佐藤修は57・1キロ、フライ級の坂田健史(ともに協栄)は50・8キロの1度でパスし、いずれもリミットいっぱいだった。しかしフェザー級チャンピオンのクリス・ジョン(インドネシア)は700グラムアンダーの56・4キロで通過。フライ級王者のロレンソ・パーラ(ベネズエラ)は減量に苦しみ、50・8キロでようやく3度目に通過するなど、調整に不安。協栄ジムのイケメンコンビのダブル王座奪取に追い風が吹いてきた。


3度の計量後に水を吐き戻す

   【 スポーツナビ 】
 3度目の計量でようやくのパス。サウナスーツを着込んで後楽園ホール前を必死に走る王者の姿に、東京ドームで野球観戦に向かうファンがものめずらしそうに覗き込んだ。パンツまで脱ぎ捨てた1回目の計量で0.1キロオーバー。2回目でも50グラムオーバー。3回目の計量をパーラが50・8キロジャストでパスしたときには、最初の計量から約1時間が経っていた。

 パーラの異変は計量後にもあらわだった。陣営にすぐに氷入りの水を要求すると、シャーワー室に駆け込み、2リットルの水をガブ飲み。報道陣の囲み取材の最中に、いきなりのどに手を突っ込み、飲んだばかりの水をバケツに戻し始めたのだ。これには通訳も愕然。しかしパーラは「いつもこうして腹をふくらませてから自分で戻すんだ」とうそぶいた。その後も減量失敗を「こんなことは初めてだ。今朝、部屋で計ったときは50・6キロだったのに」と責任転嫁。報道陣から12ラウンドを戦い抜く自信を問われると「15ラウンドでも大丈夫さ」と強がってみせた。しかし、急激に冷水を腹に流し込み、すぐに嘔吐することが体に負担がかからないはずはがない。坂田の印象を「強そうだ」と言葉少なく語ると両脇を抱えられるように会場を後にした。


何が何でも食らいついて、死に物狂いでいく

   【 スポーツナビ 】
 挑戦者・坂田は「向こうでは急に落とすのが普通なんだろう。優位に立ったとか、特には思わない」と意に介せず。安定王者と目されたエリック・モレロから王座を奪った強豪パーラに「明日は何が何でも食らいついて、死に物狂いでいく」と闘志全開。協栄恒例の勝利の「ジャンボ・ハンバーグ」を胃に流し込むため、肉の万世へと直行するタフさを見せた。

 試合を前日に控えたこの日、姉・裕美さんから「これまでやってきた練習を信じて、自信を持って臨みなさい」とメールが届いた。「テレビ中継も(不安で)見ていられない」という母親の代わりに、会場には父と弟が駆けつける。小学校時代からの親友と弟が作った入場テーマ曲も完成。さまざまな思いを胸に初の世界戦のリングに向かう。予備検診ではリーチが王者パーラを3センチ上回っていたことも判明。スピード命の王者は減量失敗でスタミナに不安を残した。坂田は強靭なスタミナを武器にノンストップの勢いで「無敗は無敵じゃないことを証明する」。


■佐藤は1発パスでガッツポーズ

   【 スポーツナビ 】
 佐藤修と対戦する王者クリス・ジョンは56・4キロと700グラムもアンダー。「そんなに一生懸命、減量しないんだ」とビッグマックをパクついた。一方、2階級制覇を狙う佐藤は、余裕のリミットの57.1キロで「いたって好調」とガッツポーズだ。

   【 スポーツナビ 】
 1階級アップで「ハルク」のニックネームそのままのたくましい筋肉を披露。リミットより700グラムもアンダーだった王者にも、「驚きはない。向こうもそれだけ体調が万全ということ」と気を引き締めた。計量後は、「世界戦のときはいつも食べる」という秘密のメニューで1回り大きな体でメーンを向かえるつもりだ。大一番の前は、恒例のWWEのビデオ鑑賞。「リラックスできるんです」と笑顔を浮かべた。

 同門選手の同時世界王者誕生に向け、異例の控室同室の必勝態勢で臨む。これまで日本人選手が出場した複数世界戦は11回行われたが連勝はない。ダブル世界戦での連勝で、日本人6人目の世界2階級制覇なるか。「33戦全勝・インドネシア初のメジャー団体世界王者」を相手に得意の左ボディーフックを爆発。“勇気”を持って真っ向勝負を挑む。

【関連記事】
佐藤、2階級制覇に自信


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