大阪府警泉佐野署は3日、自宅前の路上で母親(38)を包丁で刺したとして、殺人未遂の疑いで、長女で府立高校2年の女子生徒(17)を逮捕した。母親は背中などを刺されたが、命に別条はないという。
調べでは、女子生徒は3日午後7時40分ごろ、大阪府泉佐野市の自宅前で母親の帰宅を待ち伏せし、台所から持ち出した包丁で背中など2カ所を刺した疑い。通り掛かった近所の男性が止めに入り、110番した。
女子生徒は9歳と2歳の妹と5人暮らし。当時、父親は家におらず、「母親が家事をせず不満だった。2人の妹を押し付けられていた」と供述しているという。