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▲三重高校野球部ナイン(写真右)と番記者の多田さん(同左)=朝日新聞津総局前で |
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▲写真提供=朝日新聞社 |
第88回全国高校野球選手権三重大会(県高校野球連盟、朝日新聞社主催)で甲子園出場の切符を手にした三重高野球部の”番記者“、朝日新聞津総局の多田晃子記者(26)に、三重高が甲子園で勝ち進む勝因について、インタビューした。(聞き手・則近優一)
多田記者は昨年11月に入社したばかりの新人記者。5月までは津、津南署を担当していたが、大会開幕と同時に高校野球を担当。毎日炎天下の中で各校野球部取材や球場担当をこなし、感動の試合を記事にしてきた。インタビュー内容は次の通り。
-三重高の魅力は?
多田記者 堅実な守り。中心となるのは今大会6試合で、59奪三振を奪った梅村の投手力。最速146キロの直球を、他校は打ち崩せなかった。
-甲子園での一勝は、梅村のコンデェション次第ということですか?
多田記者 全国の多くの強豪校の中で、梅村の投手力がどこまで通用するかに注目が集まりそうですね。組み合わせ次第では、勝ち進む可能性も十分あります。抑えの岸江投手の継投ぶりにも期待がかかります。
-打線はどうでしょう?
多田記者 6試合で、紙谷は3本の本塁打を打っており、チーム全体の打率は3割3分1厘。打てるチームでもあります。1、2番が出塁し、主軸の紙谷、中西で返すパターンがはまれば、上位進出も夢ではないでしょう。
-最後に選手たちに一言を。
多田記者 新チーム結成後、取り組んできた守備力強化や、積極的なプレーが顕著に出たのが三重大会だと思う。甲子園でも臆することなく、三重高校らしい全力のプレーを期待したいです。
多田記者は現在、三重高校野球部に同行取材を続けている。
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