【動画】新市立病院プロジェクトチーム発足 長崎市、県提案と比較表作成へ
県が長崎市に新市立病院と日赤長崎原爆病院を統合し高機能病院を建設するよう要請している問題で、長崎市は三日、田上市長の政策判断に必要なデータを整理するプロジェクトチーム(PT)の初会合を開いた。新市立病院と県提案の病院の機能や財政面などについて来年一月中に比較表を作成することを確認した。
PTは企画部の高比良実理事を総括者とし、各部署から計九人を選抜。「客観的な評価をするため」(高比良理事)病院局職員は入っていない。
PTは今後、県に提案の内容を具体的に確認しながら市議会、長崎市医師会、被爆者団体、長崎大医学部などから意見を聴取するという。田上市長は初会合で「市民にふさわしい病院はどういうものか来年二月に判断する。基礎データの整理をお願いしたい」と述べた。
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