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「五輪めざす気ない選手は切る」篠原・柔道日本男子監督

2008年11月4日23時16分

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写真会見を終え、握手する(左から)篠原信一・男子監督、吉村和郎・強化委員長、園田隆二・女子監督=高山顕治撮影

 全日本柔道連盟は4日、日本代表の男子監督に99年世界選手権2冠で天理大監督の篠原信一氏(35)、女子監督に93年世界選手権優勝で日本代表コーチの園田隆二氏(35)の就任を発表した。12年ロンドン五輪は、この体制で臨むことになる。

 北京五輪でメダル2個に終わった男子の再建を任された篠原氏は「各階級2〜3人の少人数制で強化する」と方針を示した。来年から五輪出場権がかかるランキング制が導入される。「4年後を見据えた強化をやる。五輪を目指す気持ちのない選手はどんどん切っていく」と語った。

 園田氏は「寝技を強化し、ワンランクアップを目指す」。33歳になった48キロ級の谷亮子(トヨタ自動車)らベテラン勢については「本人が本当に(五輪を)目指すかどうかだ。(ランキングの)ポイントを持ったまま来年、再来年にやめてしまったら困る」と話した。

 吉村強化委員長は、00年シドニー五輪男子100キロ級金メダリストでこの春引退した井上康生氏について「欧州に2年間留学するので、欧州での試合や合宿で手助けさせる」と、力を借りることを明らかにした。

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