光市議会定例会が二日、開会した。就任後初の定例会に臨んだ市川熙市長は、再編問題で揺れる二つの公立病院について「病床数の削減など経営改善を図りつつ、両病院の存続を前提に地域医療を確保する」と明言した。
市川市長は所信表明の中で触れた。批判の多い三島温泉健康交流施設の建設計画については「規模や利用料金を見直し、整備する」との考えをあらためて示した。
同日の本会議では、会期を二十二日までの二十一日間と決めた後、六日に任期満了となる津村秀雄副市長(60)の再任に同意した。また議案一件を原案通り可決、本年度一般会計補正予算案など二十四件を常任委員会に付託した。(鴻池尚)
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